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アルコール依存は病気ではない [心構え]

 アルコール依存は病気ではありません。ですから、わたしはこのブログで「アルコール依存」という言葉は使っても「アルコール依存症」という言葉は使いません。そのような病気は存在しないからです。

 わたしのように酒浸りになった人間なら誰でも分かると思いますが、アルコール依存は病気ではないのです。

 アルコール依存とは「生き方」なんです。朝起きて飯を食う、便を排泄(はいせつ)する、働く、眠るというのと同じで、ただの行為でライフスタイルなんです。

 例えば、会社帰りに飲み屋に寄って軽くひっかける、休みの日は朝から録画チェックしながら飲み始める――。これのどこに問題が存在するのでしょうか。

 アルコールをポテトチップスに置き換えたら、よく分かります。

 会社帰りに必ず駅の売店でポテチを買い食いしてしまう、休みの日は朝から録画チェックしながらポテチをつまんでしまう――。

 どうですか。あまり体に良くない習慣でしょうが、決して不道徳、退廃的なこととは言い切れないでしょう。ましてや「ポテトチップス依存症」と病名を付けて治療するといったら、どう思われますか。

 それなのに、事がお酒に変わると、ひどく悪い「病気」、今すぐ治さなければならない「病気」に見えてくるから不思議なんです。

 思うに、人は誰しも生まれつき教え込まれてきた「道徳」に従ってしまうのだと思います。お酒を飲むのは悪で、酒を飲まないのが善だと心のどこかで思っていませんか。

 まず、その自虐的な思考、マゾヒスティックな感情を自分から締め出しましょう。

 そうしないと、アルコール依存は治せません。



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